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ピーター・ティールとビル・ゲイツの投資先 企業に投資したらどうなるのか?

陰謀論と聞くと、どんな人を思い浮かべますか?世界を陰で操る人物?もしくは世界を陰で動かす団体?

もしあなたが「世界を影で操る人が投資する企業」「陰謀論で世界を動かす会社」に投資すれば、どうなると思いますか?

例えば、コロナ関係の陰謀でよく話題に上がるビル&メリンダ ゲイツ財団の創設者のビル・ゲイツ。ご存知の通り、ビル・ゲイツはパソコンを1人1台所有するまでに世界を変えたマイクロソフトの創設者です。

そして、フィンテックの走りであり、ネット決済代行サービスを提供するペイパルの創業者であり、FacebookやTeslaなどに初期投資してきたピーター・ティール。

この記事では、陰謀論によく出てくるビル・ゲイツとピーター・ティール。そして、彼らが関わる企業とその株価について紹介します。

「陰謀論によく出てくるこの2人が投資する企業に投資したらどうなるのか?」その名も「陰謀論投資」をこれから紹介して行きたいと思います。信じるか、信じないかはあなた次第です....

マイクロソフトの株価は2012年〜2022年の10年間で13.3倍上昇

陰謀論投資の第一弾はマイクロソフト創業者のビルゲイツ。そして、Paypalの創業者にして、Facebookなどに初期の頃から投資してきたベンチャーキャピタル「Founders Fund」の創業者のピーターティールの二人が関わる企業を紹介します。

Palantir パランティア (ピーターティール)

米軍やCIAを顧客に持つデータ分析企業「Palantir=パランティア」ですが、テスラのCEO「イーロン・マスク」とともにPaypalを創業したピーター・ティールによって2003年に創業された会社です。

パランティアはビッグデータやAI(人工知能)を駆使して最善の意思決定を導き出すことで、顧客の事業やサービスを最適化するためのソフトウェアを提供しています。

パランティアの顧客にはFBIやCIA、国防総省のような政府系機関がいるので、あまり詳しい情報は公開されていません。民間だと航空会社、製薬会社、保険会社まで多岐に渡り、日本でも2019年に損保ジャパンと共同で「Palantir Technologies Japan」株式会社を日本国内で設立し、海上日動などの大企業も顧客になっています。

民間企業のデータ解析と意思決定の最適化を支援する「Foundry」。軍事機関や諜報機関へのサービス「Gotham」。宇宙産業へのサービス「Apollo」を主軸にサービスを提供しています。

コロナ禍では、米国の疾病予防管理センター(CDC)にサービスを提供していました。

下の枠線の説明が「Palantir Technologies Japan」による企業の説明です。

PALANTIR(パランティア)はデータ駆動型の事業運営と意思決定を可能とする先進的プラットフォ ームを構築する世界的なソフトウェア企業です。パランティアは 多くの政府機関、民間企業、非営利組織を顧客とし、そのミッションを達成する方法を大きく変革するために取り組んでいます。

パランティアの投資家情報はこちらのページからご覧下さい→パランティアの投資家情報のページを見る。

パランティアの株価

2020年9月に上場してまだ間も無いパランティアですが、新興テク企業にありがちな先行投資型で、まだ利益は出ていません。2020年から2021年の一年で売上は前年比41%上昇しました。

2023年に入り、最安値付近の6ドル台にまで株価は落ちました。しかし、2023年第1四半期で初めて利益を出したことで、株価は一気に上昇し、一時17.16ドルまで急騰しました。

2023年からPalantir AIPという、ChatGPTと同じ技術・LLM(大規模言語モデル)で稼働するサービスを開始しました。AIの発展と共に、今後5年、10年と果たしてパランティアの株価は株価はどうなっていくのでしょうか?

Beyond Meat ビヨンドミート(ビル・ゲイツ)

2003年にイーサン・ブラウンが創業した米国のビヨンド・ミート社は植物由来の代替肉を開発・製造する企業です。

ビヨンド・ミート(Beyond Meat)」社は、植物由来の代替肉の会社として2019年に世界初の上場を果たしました。日本ではまだ馴染みのない人が多いと思いますが、本国アメリカやイギリスなど海外の国ではお馴染みの代替肉の会社です。

プラントベース・植物由来の代替肉業界はSDGs、気候変動問題や健康志向の高まりを背景に、米国を中心に注目が集まっている業界です。

米国では、ビヨンドミートの植物肉(Plant Based)を使ったマクドナルドのハンバーガーやケンタッキーの植物肉のフライドチキンなど、既に一般的になっており、プラントベース(植物代替肉)の分野では草分け的存在の企業です。

マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツやハリウッド・スターのレオナルド・ディカプリオがビヨンドミートに出資しています。

こちらがヤフー・ファイナンスのビヨンドミートの説明。

ビヨンド・ミートは米国の食品会社。菜食主義者向けに植物由来の人口肉の生産・販売を手掛ける。動物性肉の特性やたんぱく質などの栄養素を含む植物性のミートパティ、ソーセージ、粗びき肉などを開発。遺伝子組み換え作物、大豆、グルテンなどは不使用。主力商品にはハンバーガー用パティの「ビヨンド・バーガー」がある。本社所在地はカリフォルニア州エル・セグンド。

ビヨンド・ミートの投資家情報はこちらのページからご覧下さい→ビヨンド・ミートの投資家情報のページで飛ぶ。

2019年5月にNASDAQに上場したビヨンド・ミートはまだ利益を出していませんが、新興企業に大切な売上の成長はしています。2019年〜2020年の売り上げ成長率は、2020年→2021年の売り上げは14.2%上昇しています。

2022年12月に最安値9.82ドルを付けました。2023年6月に、一時 1株14.63ドルまで上昇。ビヨンドミートの株価は今後どうなっていくんでしょうか?

Butterfly Network バタフライネットワーク (ビル・ゲイツ)

米コネクチカット州に拠点を置く「Butterfly Network=バタフライ・ネットワーク」は2020年、科学者のジョナサン・ロスバーグによって設立された医療用テクノロジー企業です。

バタフライ・ネットワークは医療画像を提供する企業で、手持ち式超音波装置「Butterfly IQ」を販売しています。このサービズでは独自の半導体チップ技術とAI、クラウドストレージサービスを使うことで、画像のアップロード、診断、文書化、評価、請求書の作成などを一元的に済ますことができます。

「バタフライ・ネットワーク」はビル&メリンダ ゲイツ財団から出資を受けています。

貧困な国や離島や辺境地など世界には医療画像を利用できない人々が47億人いると言われていますが、バタフライネットワークは世界中の人々が医療画像を平等に使えることを理念に掲げています。

今まで超音波を取るには超高額な機器が必要でしたが、バラフライ・ネットワークが提供する手持ち式超音波装置「Butterfly iQ」の価格はたった2399ドルで、月額199ドルからの定額使用料だけで使用できるサービスを提供しています。

2020年7月にニューヨーク証券取引所に上場以降、一時は29ドルまで上げていた株価も、2023年3月に付けたは過去最安値1.63ドルから少し反発した2ドル台前半でウロウロしています。

こちらがヤフーファイナンスのバタフライネットワークの企業説明です。

バタフライ・ネットワークは米国の医療テクノロジー企業。医療画像の民主化を目指し、超音波システムの開発に従事する。独自の半導体チップ技術を活用し、ハンドヘルド型全身超音波診断システム「バタフライIQ」を開発。クラウドストレージサービスを通じて、画像のアップロード、文書化、評価、請求書作成を行うソフトウェアも提供する。本社所在地はコネチカット州ギルフォード。

2020年7月の上場以来、バタフライネットワークの株価低迷は続いています。今後5年、10年とビル・ゲイツも投資するバタフライネットワークの株価はどうなっていくんでしょうか?実は今が買い時?

バタフライネットワークの投資家情報はこちらのページからご覧下さい→バラフライネットワークの株価

Asana アサナ ピーター・ティール

2004年、マーク・ザッカーバーグと共にFacebookを創業した「ダスティン・モスコヴィッツ」。彼はFacebookを2008年に辞め、オンライン仕事管理ツールを提供する企業「Asana(アサナ)」を創業しました。

コロナ禍で家からテレワークする人が一気に増えたことで、アサナのサービスも一気に世界中に広がりました。

Facebookの初期の投資家でもあったピーター・ティールと彼のベンチャーキャピタルの「Founders Fund」は2013年にアサナに出資しました。ピーターティールは2013年にアサナの役員に就任しています。

世界中で10万以上の組織がアサナの有料サービスを利用し、無料プランを含めると数百万の組織がアサナのサービスを利用しています。

従業員の満足度の向上、業務の実行スピードの改善、スケジュール通りのプロジェクト達成率の向上、管理業務時間の短縮など、組織の効率化に役立ち、最高の成果を上げるためのサービスを提供しています。

アサナの顧客にはAmazon、P&G、Accenture、Paypal、日本ではMUFGや第一三共、資生堂、ソフトバンク、JAL、ANA、三菱地所など名だたる大企業もアサナの仕事管理ツールを使っています。

アサナの株価は2020年9月の上場後、コロナバブルで最大145.79ドルまで上昇しました。しかし、未曾有のインフレ・不況の影響で、2023年1月に11.32ドルの最低価格を付けました。2023年に入り、株価は持ち直し、6月に26.27ドルまで上昇しました。

これまでの最高価格は145.79ドル。そして、2023年に入り、やっと株価の底が見えてきました。ピーターティールも関わるアサナの株価はこれから面白くなっていきそうです。

アサナの投資家情報はこちらのページからご覧下さい→アサナの株価関連情報

Affirm  アファーム (ピーターティール)

ピーター・ティールと共にPaypalを創業者したことでも有名なウクライナ出身のマックス・レブチン。彼が2012年に創業したのがフィンテック企業の「アファーム(Affirm)」です。

アファームはBNPL(Buy Now, Pay Later)と呼ばれる後払い決済(分割払い)サービスを提供する企業です。

これまでも後払いサービスはありましたが、アファームの後払いサービスがこれまでのサービスと違う所はアファーム独自のアルゴリズムで即時に消費者の与信力を調査し「後払いオプションの可否」「金利」が即時に決定されることです。

これまで「クレジットカードを持っていなかった人」「これ以上使えなかった人も」後払い決済・分割決済が使用できるので、米国の若い世代(20代、30代)の間で流行しているサービスです。

アファームは既にアマゾンにもサービスを提供していますが、2023年1月から同社のサービスはアマゾンでの後払い決済の単一プロバイダーとなっています。

世界最大のECサイトのアマゾンの後払い決済の単一プロバイダーになることによって、今度のアファームの売上も安定する可能性が高そうです。

アファームはPeloton (NASDAQ:PTON)、Walmart (NYSE:WMT)、Shopify (NYSE:SHOP)など小売大手とのパートナーシップ構築に努めており、サービス利用事業者は2020年の6,500から、2021年9月30日には1500%増加し、102,000となっています。

アファームは2021年1月に上場。コロナバブルの影響で2021年11月に過去最高の176ドルを記録。そして、2022年12月に過去最低の8.62ドルを付けました。

しかし、2022年12月31日にブラック・ロック、バンガード、ノルウェーの年金基金が同時に、アファームの株を購入。そして、2023年6月に入り一株当たり19.58ドルまで上昇しています。

世界最大級の資産運用会社がこぞって買っているアファーム... 今後アファームは次世代のマイクロソフトのような株価になるんでしょうか?上場以来最高値の176ドルになるだけでも、今から比べると株価8倍以上になるので、今後の期待大です。

アファームの投資家情報はこちらのページからご覧下さい→アファームの投資家ページはこちら

ピーターティールやビルゲイツも巨額の投資をするAI企業へ投資するには...

ここまでビル・ゲイツやピーター・ティールの関わる企業を見てきました。が、ビル・ゲイツやピーター・ティールはインタネットの次のバブルとも言われるAIに巨額の投資をしています。ピーターティールも創業に関わったパランティアは2023年の年初来から3倍以上も株価が上昇!

そして、サービス開始から5日で100万人、3ヶ月も経たないうちに1億人のユーザーを獲得したChat GPTが登場してから、AI関連株に大きな注目が集まっています。

パランティアの株価は2023年、3倍上昇!

今からAIに投資するベストな方法は何か?よっぽどのインサイダーじゃない限り、どの企業の株が上がり、どのAIの分野に集中的に投資すれば、良いのかはわかりません。

先ほども書きましたが、年初来3倍も上昇しているパランティアなど、この記事で紹介した、ビル・ゲイツやピーター・ティールが関わるAI企業に今から投資していくのも方法の1つです。

もしくは、AI企業やAIがもたらすイノベーションについてもっと詳しく知ることで、今後AIに投資する選択肢を増やすことができます。

下の無料動画を視聴して、ChatGPTのトレンドから今後10倍の投資リターンを狙う方法を知ることができます。

詳しくは下の画像リンクをクリックして、動画をご確認下さい。もちろん、無料で視聴できます。メールアドレスを登録するだけなので、無料動画を視聴するまで5秒も掛かりません。

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  • この記事を書いた人

カズ

英語を使う好きな本業で月7桁越え。 本業 x 投資で資産を増やし、人生をさらに幸せにするブログです。海外在住経験10年、英+独+日のトリリンガル。

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