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【陰の大統領ピーター・ティールが投資するヤバイ企業10社を紹介!

イーロン・マスクと共にオンライン決済サービス「ペイパル」を創業したピーター・ティールをご存知ですか?

ピーター・ティールはFacebookを最初期の頃から支える大口投資家でもあります。そして「ユーチューブ」「テスラ」「リンクトイン」「airbnb」「Spotify」「SPACEX」「Stripe」など名だたる企業に投資して来ました。

さらに元米大統領ドナルド・トランプを支持し、選挙の際に寄付を行いました。また、トランプ政権のテクノロジー政策顧問まで務め、トランプを意のままに操る「影の米大統領」とまで呼ばれていました。

そして、ピーター・ティールは陰謀論とは切っても切り離せない関係のダボス会議やビルダーバーグ会議にも参加した過去があります。

*ダボス会議は世界経済フォーラムが主催。毎年1月にスイスのダボスで開催され、世界的な要人や学者、政治家、世界的大企業のトップなどが集まりグローバルな社会的課題について議論します。

ダボス会議で話し合われた内容は、その後、世界的な政策のトレンドとなることが多く。世界を陰で操っているのでは?と噂され、よく陰謀論と結び付けられています。

Founders Fund(ファウンダーズファンド)とは

Founders Fundは2005年にピーター・ティールなどにより設立。2022年時点で、110億ドル以上の資産を運用中のベンチャーキャピタルです。

ちなみに、スペースX、Airbnb、Spotify, Facebook、リンクトインは「Founders Fund」から出資を受けた企業です。同ファンドの出資先は航空宇宙産業、AI、エネルギ関連、フィンテックなど多岐の分野に渡ります。

ファウンダーズファンドのサイトはこちらからチェックできます。Founders Fundのサイトをチェック。

ここからは、ファウンダーズ・ファンドが出資する、フェイスブックのように世界的企業に成長する可能性のあるヤバイ企業を紹介します。

ピーターティールが投資する ヤバイ 企業10社を紹介

Palantir パランティア

パランティアはピーター・ティールによって2003年に創業。米軍やCIAを顧客に持つデータ分析企業です。

ビッグデータやAI(人工知能)を駆使して最善の意思決定を導き出すことで、顧客の事業やサービスを最適化するためのソフトウェアを提供しています。

パランティアの顧客にはFBIやCIA、国防総省のような米政府系機関がいます。さらに、米国以外の政府機関にもサービスを提供しています。民間だと航空会社、製薬会社、保険会社まで多岐に渡り、日本でも2019年に損保ジャパンと共同で「Palantir Technologies Japan」株式会社を日本国内で設立。海上日動などの大企業も顧客になっています。

民間企業のデータ解析と意思決定の最適化を支援する「Foundry」。軍事機関や諜報機関へのサービス「Gotham」。宇宙産業へのサービス「Apollo」を主軸にサービスを提供しています。

コロナ禍では、米国の疾病予防管理センター(CDC)や英国のNHS(国民保健サービス)にサービスを提供していました。

パランティアの投資家情報はこちらのページからご覧下さい→パランティアの投資家情報のページを見る。

パランティアの株価

パランティアは2020年9月に上場したまだ新しい企業です。新興テク企業にありがちな先行投資型で利益を上げていなかったのですが、2022年度の第4四半期で初めてGAAP基準での一株当たりの利益の黒字化を達成。

上場以来初の黒字化ということで、株価が一気に20%越えの上昇。ちなみに、同四半期の営業損益はマイナス1780万ドルでした。

2023年8月現在、パランティアの株価は最安値から3倍以上しており、やっとパランティアの株価に勢いが付いてきました。なので、昔のFacebookのように今後5年、10年と株価が20倍、30倍と上がるかも知れません。

(2022年10 -12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.04ドル(予想:0.03ドル)
・1株損益(GAAP):0.01ドル(予想:-0.03ドル)
・売上高:5.09億ドル(予想:5.05億ドル)
・営業損益(調整後):-1780万ドル
・EBITDA(調整後):1.22億ドル(予想:0.86億ドル)

Affirm (アファーム)

ピーター・ティールと共にPaypalを創業したことでも有名なウクライナ出身のマックス・レブチン。彼が2012年に創業したのがフィンテック企業の「アファーム(Affirm)」です。

アファームはBNPL(Buy Now, Pay Later)と呼ばれる後払い決済(分割払い)サービスを提供する企業です。

これまでも後払いサービスはありました。しかし、アファームがこれまでと違う点はアファーム独自のアルゴリズムが即時に消費者の与信力を調査し「後払いオプションの可否」「金利」を即時に決定できることです。

これまで「クレジットカードを持っていなかった人」「これ以上使えなかった人も」後払い決済・分割決済が使用できるので、米国の若い世代(20代、30代)の間で流行しているサービスです。

アファームはShopifyとの後払い決済の単一プロバイダーです。世界最大のECサイトのアマゾンや米国最大のスーパーのウォルマートともパートナーシップを結んでいます。

Affirmの株価

アファームは2022年12月に過去最安値の8.62ドルを付けて、2023年8月に一時19.74ドルまで上昇。

今後も、もし、この調子で価格が上昇していくなら、今が絶好の買い時かもしれません。

Asana (アサナ)

2004年、マーク・ザッカーバーグと共にFacebookを創業した「ダスティン・モスコヴィッツ」。彼はFacebookを2008年に辞め、オンライン仕事管理ツールを提供する企業「Asana(アサナ)」を創業しました。

コロナ禍で家からテレワークする人が一気に増えたことで、アサナのサービスも一気に世界中に広がりました。

Facebookの初期の投資家でもあったピーター・ティールと彼のベンチャーキャピタルの「Founders Fund」は2013年にアサナに出資。

世界中で10万以上がアサナの有料サービスを利用し、無料プランを含めると数百万の組織がアサナのサービスを利用しています。

従業員の満足度の向上、業務の実行スピードの改善。スケジュール通りのプロジェクト達成率の向上、管理業務時間の短縮など。組織の効率化に役立ち、最高の成果を上げるためのサービスを提供しています。

アサナの顧客にはAmazon、P&G、Accenture、Paypal、日本ではMUFGや第一三共、資生堂、ソフトバンク、JAL、ANA、三菱地所など名だたる大企業もアサナの仕事管理ツールを使っています。

Asanaの株価

2023年1月に付けた過去最安値11.32ドルから、既に反発して2倍近く上昇しています。しかし、2021年11月に付けた最高値の145.79ドルまでまだまだ上げ幅があるので、狙っても悪くない銘柄かもしれません。

Neuralink ニューラリンク

「Neuralink(ニューラリンク)」はイーロン・マスクが2016年に創業したニューテクノロジー企業です。「ブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)」という脳とコンピューターを繋ぐ技術を開発しています。

BMI(Brain Machine Interface)はBCI(Brain Computer Interface)とも呼ばれます。

具体的には、脳に埋め込まれた何千もの小さな電極を使って、神経細胞が発する信号を読み取り、それをコンピュータに転送します。

例えば、このテクノロジーの応用として視力を失った人の視力の回復や、麻痺に苦しむ人の運動能力の回復。さらに、障害を持つ人が脳の信号だけで、タイピングをしたり、マウスを動かして、コンピューターを操作できるようになります。

例えば、2019年10月半身不随の米国人男性が脳に移植した電極を通じて、脳信号をコンピューターに送ることで、ファイナルファンタジーをプレイする動画が公開され、BMIが話題になりました。

陰謀論とピーター・ティールとトランスヒューマニズム

都市伝説で有名な「やり過ぎコージー」でも話題になったトランスヒューマニズム。脳にチップや小型デバイスを埋め込み、コンピューターと繋ぐことで、現在の人間の身体能力や認知能力を超越する力を持とうとするのがトランスヒューマニズムの考え方です。

イーロンマスクは昔あるサミットで「もし人類がさらなる進化発展を望むならば、生物学的知能と機械知能の融合によって、その能力を増大させるほかない」と語っていました。

簡単に言うと、脳にチップを埋め込むことで、サイボーグやロボット人間のようになろうとしていることです。

ニューラリンクは非上場企業なので、今は株を買うことはできません。しかし、今後、上場すれば、イーロン・マスクやピーターティールが関わる陰謀論の世界を地で行く企業はあなたに巨大な富をもたらすかも知れません。

Paxos パクソス

Paxos(パクソス)はブロックチェーン技術を活用して金融サービスを提供する企業です。

仮想通貨の取引所「itBit(イットビット)」を運営。そして、投資家に代わって仮想通貨の保管・管理を行う「カストディ」業務も手がけており、同社は2種類のステーブルコイン「Paxドル(USDP)」と「バイナンスUSD(BUSD)」の発行に携わっています。

さらに、パックスゴールドという、ゴールドを担保とするステーブルコイン(PXG)も発行しています。パックスゴールドは実物のゴールドで担保されており、PXGの価格は実際のゴールド1オンスの価格と連動しています。また、パックスゴールドは実物のゴールドと交換することもできます。

実物のゴールドを保管してもらうと貴金属会社からの手数料が掛かり、ゴールドETFを買うと証券会社の手数料が掛かるので、デジタルゴールドと呼ばれるパックスゴールドは比較的安価にゴールドを保有する方法として注目されています。

*ステーブルコインとは、その価格が法定通貨(ドル)、または市場で取引されるコモディティ(ゴールド)などと連動するよう設計されている暗号通貨です。

Anduril アンドリル

2017年、パルマー・ラッキーが設立したAndurilは国防、国家安全保障、および安全保障に関するテクノロジーの開発に特化した米国企業です。

ちなみに、パルマー・ラッキーはVRヘッドセットのOculusの創業者でもあります。

同社は、AI、コンピュータビジョン、センシング、およびハードウェアなどの技術を組み合わせた最先端のセキュリティプラットフォームを開発しています。

主要なサービスには以下の3つがあります。

  1. Lattice:無人飛行機、カメラ、センサー、およびソフトウェアからなる統合システムで、監視、検知、および追跡能力を提供する、国境の監視や航空機の追跡など幅広い用途で使用されています。
  2. Ghost:人工知能を活用し、自動的に目標を検出し、分類することができる防衛用ロボットシステムです。
  3. Anvil:AIおよびコンピュータビジョン技術を活用し、リアルタイムで広範囲の地域を監視、解析し、不審行動を検知する監視システムです。

アメリカ国防総省や他の政府機関との契約によって資金提供を受け、世界中の多くの国で採用されています。Andurilは、革新的なテクノロジーを活用して、世界をより安全な場所にすることを目指しています。

Andurilも非上場企業ですが、今後パランティアのように上場されれば、どんな株価になるか楽しみです。

Niantic ナイアンティック

Niantic(ナイアンティック)は、2010年にジョン・ハンケによって設立。同社は現実世界と仮想世界を融合させるAR(拡張現実)技術を中心に事業を展開しています。

現在のナイアンティックは、ハンケがGoogle時代の2010年に立ち上げた社内スタートアップが前身。

主要サービスとしては、世界的に大ヒットした『ポケモンGO』が挙げられます。同商品はAR技術を使い、現実世界でポケモンを捕まえたり、バトルしたりするゲームで、世界中で多くのプレイヤーに愛されています。また、ナイアンティックは、その他のAR技術を活用したゲームやアプリケーションの開発にも力を入れています。

さらに、同社は世界各地の歴史的な場所や観光地などにAR技術を活用したアトラクションを設置するなど、現実世界と仮想世界を融合させた体験を提供することも目指しています。

以上のように、ナイアンティックは、AR技術を使って現実世界と仮想世界を融合させたゲームやアプリケーションの開発、現実世界の観光地や文化財をAR技術を活用したアトラクションとして体験できるサービスの提供など、多岐にわたる事業展開を行っています。

ナイアンティックは今の所まだ、非上場の企業です。

DeepMind ディープマインド

DeepMindは2010年にデミス・ハサビス、シェーン・レグとムスタファ・シュリーマンによって設立された、イギリスのAI研究企業です。DeepMindは、AI技術を利用した製品およびサービスの開発。研究、および販売を行っており、その成果は世界的に注目されています。

DeepMindの主要なサービスは以下の通りです。

  1. AlphaGo:囲碁の世界チャンピオンを破ったAIプログラム。
  2. AlphaZero:囲碁、将棋、チェスなどのボードゲームで、人間を上回る強さを発揮するAIプログラム。
  3. DeepMind Health:医療分野において、病気の診断や治療の支援などにAI技術を応用するサービス。

DeepMindの創業者の1人であるデミス・ハサビスは、AI技術の第一人者として知られ、ゲーム業界でも有名でした。

同社はGoogleによって2015年に買収され、現在はGoogleのAI研究部門として運営されています。DeepMindの研究成果は、AI技術の進歩に大きな貢献をしており、今後もAIの発展に寄与し続けることが期待されています。

Oculus オキュラス

Oculusは、2012年にパルマー・ラッキーによって設立されたVR技術企業です。

Oculusは、VRハードウェア、ソフトウェア、および開発者向けツールを提供し、バーチャルリアリティの分野に革新をもたらしました。

主要なサービスは、

  1. スタンドアロン式のVRヘッドセットであるOculus Quest
  2. PC接続型のVRヘッドセットであるOculus Rift S
  3. ビジネス向けのVRソリューションであるOculus for Businessです。

2014年にFacebookによって買収。現在はMeta(Facebook)の子会社として運営されています。パルマー・ラッキーは、Oculusの創業者の1人としても注目を集めています。

Oculusは、VR技術によって、教育、エンターテインメント、およびビジネスなどの分野に新しい可能性をもたらし、バーチャルリアリティの未来を形作る一翼を担っています。

Gecko Robotics ゲッコー ロボティクス

Gecko Robotics(ゲッコーロボティックス)は、2013年にJake Loosararianによって設立。同社は、大きな危険が伴う製造施設やインフラの定期点検を自動化することを目的としています。

提供する主なサービスには検査ロボット「TOKA」を使用した点検サービスがあります。これは、原子力発電所、石油プラント、製造工場、水処理施設など、危険な場所での点検を自動化することで、安全性を高め、点検の正確性を向上させる目的です。

また、同社は、データ収集、分析、レポート作成などの分野でも優れたサービスを提供しています。これにより、施設オーナーや運営者が設備の状態について正確な情報を得ることができます。

このように、 ゲッコー ロボティクスは危険な環境での点検を自動化することによって、安全性を高め、正確性を向上させるサービスを提供しています。

ゲッコー ロボティックスも今の所、未上場の企業です。

次のGAFAMを見つけるためには、どうしたらいいか?

ここまでピーター・ティール(ファウンダーズ・ファンド)が投資するヤバイ企業10社を見てきました。AI(人工知能)VR(仮想現実)AR(拡張現実)トランスヒューマニズムに至るまで、例え知識があっても、今後どうなるか見当つかない分野ばかりです。

ネットやスマホ、電気自動車が初めて世に出て来た時も、10年後、20年後に今のような世界になると想像が付かなかったと思います。

紹介した以下の3社が現在、上場して株を買うことができます。

  1. Palantir (パランティア)
  2. Asana (アサナ)
  3. Affirm(アファーム)

残りの7社も、今後株式上場して株を買えるようになるかもしれません。

さて、この中の企業はこれから10倍、20倍、100倍と成長していくんでしょうか?そして、ピータ・ティールが投資する企業から次世代のGAFAMのような企業は出てくるんでしょうか?

ピーター・ティールも巨額投資するAIのトレンドから、10倍の投資リターンを狙う方法

2022年11月ChatGPTの登場以来でAIに大きな注目が集まっています。ChatGPTはサービス開始5日で100万人のユーザーを集め、たった2ヶ月で1億人のユーザーを集める脅威的な結果を残しました。

さて、今、AIに投資するベストな方法は何なのでしょうか?

会社の裏事情を知るインサイダーじゃない限り、どの企業の株が上がり、どのAIの分野に集中的に投資すれば、利益を上げれるのか判断するの難しいです。この記事で紹介した、ピーター・ティールが関わるAI企業やAGI企業に今から分散投資していくのも方法の1つです。

もしくは、AIについての企業やAIがもたらすイノベーションについてもっと知ることで、今後AIに投資する選択肢を増やすことができます。

「ChatGPTのトレンドから10倍の投資リターンを狙う方法」という無料動画を視聴して、ChatGPTに関連するどんな企業が今後10倍以上の投資リターンのチャンスがあるのか知ることができます。

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  • この記事を書いた人

カズ

英語を使う好きな本業で月7桁越え。 本業 x 投資で資産を増やし、人生をさらに幸せにするブログです。海外在住経験10年、英+独+日のトリリンガル。

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