2021年6月から2025年7月まで、田中貴金属で純金積立を4年間続けた結果を公開します。
毎月2万円を積み立て、余裕がある月にはスポット購入も実施。その結果、総額509万8,809円(+258万6,438円/利益率約100%)まで資産が増えました。
- 積立期間:2021年6月〜2025年7月(約4年)
- 積立金額:毎月2万円(手数料2.5%)
- 金保有量:293.38904g
- 平均取得単価:8,755円/g
- 現在価格:17,571円/g(2025年7月12日時点)
- 実際に純金積立をした際に気付いたメリットとデメリットも紹介します。
純金積立を始めた理由|「有事の金」に備える
金は「有事の金」と呼ばれ、戦争・経済危機・パンデミックなど世界が混乱した時に価格が上昇する傾向があります。実際の過去相場を見ても、下記のように数年間で2〜3倍の値上がりを繰り返してきました。
- 2001年ITバブル崩壊後:253ドル → 5年で約2.88倍
- 2008年リーマンショック後:684ドル → 3年で約2.8倍
- 2020年コロナ禍:1,500ドル台 → 半年で過去最高値2,078ドル
僕は、この歴史的傾向を踏まえ、コロナ禍真っ只中の2021年6月から純金積立を開始しました。
純金積立開始→ウクライナ戦争勃発→現在までの金価格の推移。

純金積立を始めたのは2021年6月。この記事を最新で更新したのが2025年7月上旬です。なので、積み立て期間は4年です。
純金積立のルールと買い方
4年間で守ったルールはシンプルに2つだけです。
- 毎月2万円を自動積立
手数料2.5%込みで実際は20,500円を入金。
2. 余裕がある月はスポット購入
相場が下がった時に追加買い。
このルールにより、短期的な価格変動に惑わされずにコツコツ買い増せました。
それでは、2021年6月から2025年7月までの4年間、毎月2万円積み立て+余裕がある月は追加でスポット購入のシンプルなルールで積み立てた結果がこちら。
田中貴金属で4年間 純金積み立てしたら+100%含み益がでました


画像の数字を詳しく見ていきましょう。
- 現在保有している金の総量が293.38904グラム。現在の評価額が509万8809円。
- 平均取得価格が1グラムあたり8755円。
- 2025年7月12日時点での1グラムあたりの価格が1万7571円
金1グラムあたりの含み益は17571-8755=8816円です。現在293.38904グラムの金を保有しているので、現在の含み益は293.38904x8816円=258万6438円です。パーセンテージにすると+100%の利益になりました。
コロナ禍やウクライナ戦争で株価が大きく上下する中、純金積み立ては結果的に+258万6438円。+100%の含み益になり、たった4年で純金の含み資産が2倍になっています。
2022年2月24日、ウクライナ戦争勃発したことで金価格は急騰しましたが、その後は1オンス1600ドル台まで下落。積み立て期間中は上下したにも関わらず、最終的に+100%になった理由をメリットとデメリットの2つの視点から見ていきたいと思います。
純金積立のメリット【実体験から】
1. ドルコスト平均法で利益が安定 - 毎月一定額を購入することで、価格が下がった時は多く、上がった時は少なく購入でき、平均購入単価を下げられます。
2. 相場に張り付く必要なし - 株やFXのように「どこで買うか・売るか」を常に考える必要がなく、精神的に楽です。
3. 少額から始められる - 証券会社なら毎月1,000円〜、地金商なら3,000円〜積立可能。
4.スポット購入もできる - 資金に余裕があるときは、毎月の金額に追加で金を購入する事ができます。

上の画像を見て頂けるとわかると思いますが、2021年6月に純金積み立てを開始。そして、2022年2月24日のウクライナ戦争勃発直後に過去最高値付近2078ドル付近まで価格が上がったものの、そこからじわじわと1600ドル台まで下がり価格が調整。
この4年間は上がったり、下がったりを繰り返しながら、2024年3月に史上最高値を更新し、そこから上昇トレンドが継続中です。
価格が上がったり下がったりの持ち合い相場後の上昇相場に乗れば、ドルコスト平均法の効果を最大限に発揮できます。たった2万円を毎月定期的に積み立てたことで+100%の含み益を出せたのは、ドルコスト平均法の効果の証明だと思います。
純金積立のデメリット
- 配当や利息がない - 株や債券のようにインカムゲインはありません。
- 急激な資産増は期待できない - 仮想通貨や小型株のように1年で10倍〜100倍などはほぼ不可能。
- 短期では含み損になることも - 価格が数年下落し続ける可能性もあります。
もちろん、今回積み立てた4年間、株式のような配当金は一回もありません。元々純金積み立てをする理由は「有事の金」安全資産として投資しているので、配当金を狙っていません。
金は仮想通貨のように数年で10倍〜100倍に増えることもありません。しかし、同じように10倍から100倍価格が下がることもありません。
2001年ITバブル崩壊後の最安値253ドルから2025年8月の過去最高値3500ドルまで24年で約13.88倍も上昇しています。なので、今後20年で積み立てた資産が10倍以上も普通に増えてもおかしくありません。
短期間の積み立てではなく、10年〜20年間の長期スパンで積み立てて行けば、安心かつ安全に資産を増やしていくことが可能です。

上のチャートのように、金の価格は長期的には上昇傾向にありますが、常に右肩上がりというわけではありません。時には数年間下がり続け、その間は含み損を抱えたままになることもあります。
しかし、ドルコスト平均法で毎月一定額を積み立てていれば、価格が安い時には多くの金を購入でき、上昇トレンドへ転じたタイミングで、一気に資産が膨らみます。
長期的に上がる金はドルコスト平均法が最強!

上の画像は、先ほども紹介した僕が純金積み立てをした4年間のチャートです。画像を見て頂くと、価格が上がったり、下がったりしながらも、持ち合い状態が続き、最後に暴騰!
こんな相場でも、+258万6438円、約100%の含み益が出ているのは凄い事です。今後上昇相場が継続すれば、さらに含み益が増して行きます。
過去の相場を見てみると、一度大きな下落や金融危機が来ると、次の3年から5年の間に約3倍近くの価格になることが多かったので、今回のコロナショック、ウクライナ戦争後のショックから約3倍の価格、1オンス4800ドル近くの金価格になっても、過去のチャートから観るとおかしくはありません。
今後の金価格の見通し
4年間の純金積み立ての結果を見て、お分かり頂けたと思いますが、上下する持ち合い相場でも、毎月定期的に積み上げて行き、最後に上昇相場に乗ることができれば、ドルコスト平均法の力で+100%、2倍の含み益を達成できました。

過去25年間のチャートでは、大きな下落後に3〜5年で2〜3倍になるケースが多いです。直近の最安値1,616ドルから3倍近くの4,800〜5,000ドルまで上昇しても不思議ではありません。
純金積立を始めるなら今がチャンス
純金積み立てをするなら、できるだけ早く始めて、できるだけ長く積み立てることで、ドルコスト平均法の威力を最大限に活用することができます。
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